平成30年度 輸送安全マネジメントに関する取組み

平成 30 年 4 月 1 日
有限会社 松山観光バス

「輸送の安全性を確保すること」は運輸事業者の当然の責務ですが、当社としては以前に増して、より安全なバス会社を目指し、社長以下全従業員が一丸となり輸送の安全を確保するために、次のとおり取り組んでまいります。

１．輸送安全に関する基本的な方針

（１）安全最優先を徹底する為、輸送の安全に関する計画の策定(Plan)、実行(Do)、点検(Check)、改善（Ａct）のPDCAサイクルを確実に実施し、安全対策を不断に見直すことにより全社員が一丸となって業務を遂行し、絶えず輸送の安全性の向上に努めてまいります。また、コミュニケーションの充実による情報共有を目指し、常に問い直す習慣を継続していきます。

（２）基本法令、ルールを遵守し、その為の安全に関する教育、研修、訓練等を適時適切に実施します。特にヒューマンエラーを防止し、事故を撲滅する為の環境整備をします。

　　

（３）車両故障の軽減に努めます。また、乗務員からの軽微な異常報告においても迅速に対応し、車両の不具合などの早期発見に取り組む体制を整えます。

（４）運行管理者は乗務員の労働時間の確認・記録を適切に行うとともに拘束時間、運転時間の把握を行い、過労運転にならないよう配車を行います。また、飲酒の管理、健康管理に留意するとともに、自己の健康状態が良好に保てるように致します。運行管理者は乗務員の申告に基づき健康状態の把握を点呼時確実に実施。体調の優れない乗務員がいる場合は当人と面談し、配車の変更や運行に当てないよう努めます。

（５）事故・災害等が発生したときは、人命救助を最優先に行動し、すみやかに安全適切な処置に努めます。

２．輸送の安全に関する重点施策

（１）輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底し、関係法令及び安全管理規程に
　　 定められた事項を遵守します。

（２）輸送の安全に関する必要な費用支出及び投資を積極的かつ効率的に行うよう努めます。

（３）輸送の安全に関する内部監査を実施し、必要に応じて、改善措置を講じます。

（４）輸送の安全に関する必要な情報を全従業員が共有できるよう、連絡体制の確立を図ります。

（５）輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し、これを適確に実施します。

３．輸送の安全に関する目標

社長以下全従業員が安全意識を向上させ、利用者に安全・安心運行を提供出来るよう、重大事故の撲滅を目標とします。

４．安全に対する設備投資

当社では一般乗合車両及び一般貸切車両の全車両に、ドライブレコーダーと昼間灯（ＬＥＤデイタイムランプ）を搭載しております。 本年度の新造車両についても全車両に搭載いたします。 加えて、利用者の乗降に対する安全向上のため、バリアフリー車両を導入いたします。